こうすけの 西宮沖海上散歩
1919年1月ミュンヘンにてドイツの社会学者マックス・ウェーバーは「職業としての政治」という題の講演をおこないました。
その中でウェーバーは職業政治家を「政治によって生きる人」と「政治のために生きる人」の二つに分類します。前者は政治を自らの収入源としている人のことで、後者はそうでない人です。実際はその両方の生き方をするもので、単純にどちらか二者択一といった分類ではないものです。
でもね。
昨今の政治家、とくに地方議員の不祥事が明らかになっていくと「政治によって生きる」ことに重心が傾いてきているように思われてなりません。いっそのこと地方議員は無報酬でもいいんじゃないのかと梅田のミュンヘン(ビアレストランのこと)で高談放論したいところです。いっぽう私達市民は政治家の本質を峻別する目を持ち、それを投票という行動に移す責務がありますよね。
西宮市選出の県議による政務調査費を巡るニュースは恥ずかしいことに全国的に話題となりました。その「政治によって生きた人」が連日ここから城崎温泉に通ったと主張した阪神電車の武庫川団地前駅が本日の出発地です。

恥ずかしながらこの駅は城崎温泉に通ず。
とはいえ、自分自身が「仕事によって生きている」か「仕事のために生きているか」と問われれば冷や汗タラリ。
ハンカチで汗をぬぐって本日の散歩に出かけましょう。本日は家内殿も一緒で、まずは駅前のスーパーマーケットで昼食を購入。このスーパーマーケットではクレジットカードでの精算もできることはニュースで知りましたが、ここはニコニコ現金払いです。
スーパーマーケットを出て西に進みます。

武庫川団地の中へ進みます。
団地の中の道をぶらぶら。本日は日差しが強く、途中で帽子を求めてショッピングセンターに寄り道しますが、家内殿好みの帽子は見つかりませんでした。大きな幹線道路を越えてさらに西に進みます。団地の中は迷路のようで気が付けば道に迷っております。
団地の住民組合の注意書きによると私達は今私有地におり、禁止されている「部外者の通り抜け」をしているようです。「スイマセン、スイマセン、道に迷った次第でして、すぐに出て行きますから、警察にはどうか通報しないでください。」なんとか早く私有地から抜け出そうと試みますが、道案内の標識をみても数字で表された棟が示されているだけでさっぱりわかりません。

数字だけではさっぱりわかりません。
なんとか公道に出てひと安心。堤防が見えるのでそこまで行ってみるとほんのり潮の香りがします。ここは鳴尾川の河口付近で渡船の案内が目に入ります。
こうすけ 「よし!船に乗ろうか!」
家内殿 「えっ?乗っていいの?」
渡船は西宮沖にある東西に4キロ以上あるという一文字防波堤へ釣り人を運ぶためのものですが、船賃を支払えば問題ないでしょう。

鳴尾川河口の渡船乗り場。
小さな小屋で乗船券を売っているようで、まずは乗船名簿に住所氏名を記入します。なんか船旅の気分になってきましたよ。この小屋には釣りに関する情報がいろいろ掲示されており、エサも売られていたりします。私達にとっては知らない世界。私達にとっての釣りとは有馬温泉のニジマス釣りくらいです。
こうすけ 「あのぉ?釣りする訳ではないんですけど船に乗ってもいいんですよね?」
渡船場のおっちゃん 「あぁ、いいよ。救命胴衣を着けてな。」
渡船の船賃は一文字までの往復で大人2200円、女性は2000円。男女不平等じゃないかと訴えたいところですが、きっと海の男は女性に優しいのでしょう。話を訊くと船は一時間おきに運行されており、私達みたいに釣りをしない人もたまに乗船するそうです。花火の時期には予約制で海上より花火を見るコースもあるそうで、粋に花火を愉しむ人もいるものです。

「あのぉ?釣りはしないんですが、、、、、」
出港時間になりました。黄色いど派手な救命胴衣を着て小さな渡船に乗り込みます。私達の他には釣り道具を肩にかけたおっちゃんが一名乗船です。船長が乗り込みエンジン始動!!ブルルンと勇ましい音を響かせて船は離岸します。
海上に架かる阪神高速の湾岸線の下をくぐると船は一気にスピードアップ。みるみる陸が離れていきます。
湾岸線をくぐって船はスピードアップ!!
波は穏やかなのですが、船がスピードを出すので時折大きく揺れてスリル満点。海上の風を全身で感じとても気持ちのいい船旅です。ヤッホーッ!!
ザブ~ン、ザブ~ンとかき分けた白波の向こうには白い橋が見えます。あれは阪神高速湾岸線の西宮港大橋です。そこから神戸方面に目を移すと六甲連山が秀麗な姿で横たわります。

だいぶ沖まで来ましたよ。
鳴尾川の河口を離れて10分程、船は沖にある一文字防波堤に着岸します。ここで船を降ります。かわりに釣りを終えて帰路に着く人を乗せて船は陸の方へ戻っていきます。

一文字防波堤に到着!
船に乗っていたころには風を感じていたのですが、それは船が自走することによって生まれた風。防波堤に立つと風は感じられません。波も立たず、こういうのを凪と言うのでしょう。静かな波の遠く向こうには甲山が見られます。いつもよく見る甲山ですが、海上から眺めたのは初めての経験です。
はじめて海上から甲山を望みました。
防波堤にはものの見事に何もないのですが、釣り人には天国なのかもしれません。読書をするためのベンチもなければ、日差しを遮る屋根もありません。家内殿はやむを得ず私愛用の帽子をレンタルして日焼け対策をしております。

ものの見事に何もありません。
防波堤の周りを先程来数隻のヨットが航行しておりますが、凪のため思うようにスピードが出ていません。帆船はたとえ逆風であっても帆の張り方次第でジグザグに風上方面に進むことは可能なのであります。ゆえに風がないのが一番難儀。

風がなくヨットも苦労しております。
こうすけ 「ゲーテに"Meerestille und glückliche Fahrt"という詩があってね。日本語題は『静かな海と楽しい航海』って言うねん。メンデルスゾーンがそれを基に管弦楽曲を作ったりしてんけどね。」
家内殿 「はぁ。それで?」
こうすけ 「『静かな海と楽しい航海』って聞いてどう思う?」
家内殿 「なんか穏やかな海をランランと楽しく船旅している感じかなぁ。」
こうすけ 「そうでしょう。でも原語を忠実に表現すると「静かな」というのは「穏やか」というよりは「し~んとした」というような意味でつまり凪のこと。glücklicheというのは「幸運な」とか「運のいい」というような意味なの。つまりゲーテの乗った船は帆船で、凪のため船が動かないという不安や困難があったが、そこに幸運にも風が吹き出し航海が成功したという、ちょっと違う意味があんねん。それが分からないとメンデルスゾーンの音楽を聴いてもピンとこないはずやわ。」
今では船はエンジンで動くので海の男が風を切望することは少なくなったのでしょうが、その期待されない風がゆるやかに吹き出すと実に心地良いものです。さてさて、ゲーテだのメンデルスゾーンだの背中がムズムズするようなうんちくはやめて昼食にしましょう。自ら釣ってもいないのに海鮮丼と麺のセット。そして缶ビール!!
クゥ~~~ッ!!うまい!!
太陽の光を浴びて海上で飲むビールのうまいこと、うまいこと。
しかし一本だけです。調子に乗って酔っぱらって海にドボンしたらとんだ恥さらしです。

最高の昼食。缶ビール込621円也。
昼食を終え船が迎えに来るまでの間、防波堤を散歩します。木陰がある訳でもなくこの上なく単調なコンクリートの散歩道ですが、海上を歩いていると思えば愉快なものです。途中、釣り人に釣りの成果を尋ねたりします。
こうすけ 「何が釣れるんですか?」
釣り人 「ガシラやね。」
そういって釣り人はバケツの中のガシラという魚を見せてくれます。なんでも食べることができるそうでして、
こうすけ 「カラアゲにするんですか?フライですか?」
釣り人 「揚げても美味しいけど、煮付がいいねぇ。」
すぐに揚げ物を連想する脳の構造はそのまま体型に結びついており、家内殿が冷ややかな目でこちらを見つめます。

煮付にすると美味しいよ。
防波堤に滞在すること約1時間。迎えの船が波を立ててやってきます。船は一直線に鳴尾川河口の渡船場へ向かいます。それにしても海には大小様々な船が浮かんでいるものです。どれも「何かのために生きる」船であって、私には分からないもののその目的がハッキリしていることに惚れてしまいます。

この船は何をするための船だろう。
「静かな海と楽しい航海」を終えて渡船場に戻ると感想を聞かれます。
こうすけ 「いやぁ。楽しかったですよ。」
家内殿も楽しかったようでニコニコ顔です。
渡船場のおっちゃん 「今度は釣りにおいで。釣道具のレンタルもあるさかい。」
好物のアジも釣れるそうなので一度釣りに挑戦してみようかなどと考えながら場を去ろうとすると、
渡船場のおっちゃん 「おっと。救命胴衣返してよ。そんなマッキッキの着てたら笑われるでぇ。」
うっかり黄色い救命胴衣着たまま帰るところでした。苦笑いで返却して道なりに歩き始めます。県立西宮南高校や熊野の湯という温泉施設、武庫川女子大のグランドの横を通り15分程歩けば、阪神タイガースの鳴尾浜球場 通称タイガースデンです。本日は2軍の試合が行われており、マッキッキの衣を恥ずかしがらずまとった熱心なファンで満席です。私達もちょっとだけ見学(入場無料)。
若虎も若鯉も頑張れ!!みんな「野球によって生きる」ことだけ考えたらあかんで。「野球のために生きる」気概で頑張りや。それは語らずにプレイで主張してよ。
「政治のために生きている」ことを主張する美辞麗句(もちろんその中には真実も多くあるのですが)が溢れる時期になると、静かな海に囲まれた西宮沖の防波堤に一時避難したくもなります。

若虎も若鯉もみんな頑張れ!!
週末に楽しい航海をエンジョイしようと思った諸君は是非地元での就職を検討しよう!!
地元での就職に関する情報はサクラナビで確認だ!!
追伸。選挙権を持つ人は必ず投票に行きましょう。
http://n-cci.or.jp/sakuranavi/
その中でウェーバーは職業政治家を「政治によって生きる人」と「政治のために生きる人」の二つに分類します。前者は政治を自らの収入源としている人のことで、後者はそうでない人です。実際はその両方の生き方をするもので、単純にどちらか二者択一といった分類ではないものです。
でもね。
昨今の政治家、とくに地方議員の不祥事が明らかになっていくと「政治によって生きる」ことに重心が傾いてきているように思われてなりません。いっそのこと地方議員は無報酬でもいいんじゃないのかと梅田のミュンヘン(ビアレストランのこと)で高談放論したいところです。いっぽう私達市民は政治家の本質を峻別する目を持ち、それを投票という行動に移す責務がありますよね。
西宮市選出の県議による政務調査費を巡るニュースは恥ずかしいことに全国的に話題となりました。その「政治によって生きた人」が連日ここから城崎温泉に通ったと主張した阪神電車の武庫川団地前駅が本日の出発地です。

恥ずかしながらこの駅は城崎温泉に通ず。
とはいえ、自分自身が「仕事によって生きている」か「仕事のために生きているか」と問われれば冷や汗タラリ。
ハンカチで汗をぬぐって本日の散歩に出かけましょう。本日は家内殿も一緒で、まずは駅前のスーパーマーケットで昼食を購入。このスーパーマーケットではクレジットカードでの精算もできることはニュースで知りましたが、ここはニコニコ現金払いです。
スーパーマーケットを出て西に進みます。

武庫川団地の中へ進みます。
団地の中の道をぶらぶら。本日は日差しが強く、途中で帽子を求めてショッピングセンターに寄り道しますが、家内殿好みの帽子は見つかりませんでした。大きな幹線道路を越えてさらに西に進みます。団地の中は迷路のようで気が付けば道に迷っております。
団地の住民組合の注意書きによると私達は今私有地におり、禁止されている「部外者の通り抜け」をしているようです。「スイマセン、スイマセン、道に迷った次第でして、すぐに出て行きますから、警察にはどうか通報しないでください。」なんとか早く私有地から抜け出そうと試みますが、道案内の標識をみても数字で表された棟が示されているだけでさっぱりわかりません。

数字だけではさっぱりわかりません。
なんとか公道に出てひと安心。堤防が見えるのでそこまで行ってみるとほんのり潮の香りがします。ここは鳴尾川の河口付近で渡船の案内が目に入ります。
こうすけ 「よし!船に乗ろうか!」
家内殿 「えっ?乗っていいの?」
渡船は西宮沖にある東西に4キロ以上あるという一文字防波堤へ釣り人を運ぶためのものですが、船賃を支払えば問題ないでしょう。

鳴尾川河口の渡船乗り場。
小さな小屋で乗船券を売っているようで、まずは乗船名簿に住所氏名を記入します。なんか船旅の気分になってきましたよ。この小屋には釣りに関する情報がいろいろ掲示されており、エサも売られていたりします。私達にとっては知らない世界。私達にとっての釣りとは有馬温泉のニジマス釣りくらいです。
こうすけ 「あのぉ?釣りする訳ではないんですけど船に乗ってもいいんですよね?」
渡船場のおっちゃん 「あぁ、いいよ。救命胴衣を着けてな。」
渡船の船賃は一文字までの往復で大人2200円、女性は2000円。男女不平等じゃないかと訴えたいところですが、きっと海の男は女性に優しいのでしょう。話を訊くと船は一時間おきに運行されており、私達みたいに釣りをしない人もたまに乗船するそうです。花火の時期には予約制で海上より花火を見るコースもあるそうで、粋に花火を愉しむ人もいるものです。

「あのぉ?釣りはしないんですが、、、、、」
出港時間になりました。黄色いど派手な救命胴衣を着て小さな渡船に乗り込みます。私達の他には釣り道具を肩にかけたおっちゃんが一名乗船です。船長が乗り込みエンジン始動!!ブルルンと勇ましい音を響かせて船は離岸します。
海上に架かる阪神高速の湾岸線の下をくぐると船は一気にスピードアップ。みるみる陸が離れていきます。

湾岸線をくぐって船はスピードアップ!!
波は穏やかなのですが、船がスピードを出すので時折大きく揺れてスリル満点。海上の風を全身で感じとても気持ちのいい船旅です。ヤッホーッ!!
ザブ~ン、ザブ~ンとかき分けた白波の向こうには白い橋が見えます。あれは阪神高速湾岸線の西宮港大橋です。そこから神戸方面に目を移すと六甲連山が秀麗な姿で横たわります。

だいぶ沖まで来ましたよ。
鳴尾川の河口を離れて10分程、船は沖にある一文字防波堤に着岸します。ここで船を降ります。かわりに釣りを終えて帰路に着く人を乗せて船は陸の方へ戻っていきます。

一文字防波堤に到着!
船に乗っていたころには風を感じていたのですが、それは船が自走することによって生まれた風。防波堤に立つと風は感じられません。波も立たず、こういうのを凪と言うのでしょう。静かな波の遠く向こうには甲山が見られます。いつもよく見る甲山ですが、海上から眺めたのは初めての経験です。

はじめて海上から甲山を望みました。
防波堤にはものの見事に何もないのですが、釣り人には天国なのかもしれません。読書をするためのベンチもなければ、日差しを遮る屋根もありません。家内殿はやむを得ず私愛用の帽子をレンタルして日焼け対策をしております。

ものの見事に何もありません。
防波堤の周りを先程来数隻のヨットが航行しておりますが、凪のため思うようにスピードが出ていません。帆船はたとえ逆風であっても帆の張り方次第でジグザグに風上方面に進むことは可能なのであります。ゆえに風がないのが一番難儀。

風がなくヨットも苦労しております。
こうすけ 「ゲーテに"Meerestille und glückliche Fahrt"という詩があってね。日本語題は『静かな海と楽しい航海』って言うねん。メンデルスゾーンがそれを基に管弦楽曲を作ったりしてんけどね。」
家内殿 「はぁ。それで?」
こうすけ 「『静かな海と楽しい航海』って聞いてどう思う?」
家内殿 「なんか穏やかな海をランランと楽しく船旅している感じかなぁ。」
こうすけ 「そうでしょう。でも原語を忠実に表現すると「静かな」というのは「穏やか」というよりは「し~んとした」というような意味でつまり凪のこと。glücklicheというのは「幸運な」とか「運のいい」というような意味なの。つまりゲーテの乗った船は帆船で、凪のため船が動かないという不安や困難があったが、そこに幸運にも風が吹き出し航海が成功したという、ちょっと違う意味があんねん。それが分からないとメンデルスゾーンの音楽を聴いてもピンとこないはずやわ。」
今では船はエンジンで動くので海の男が風を切望することは少なくなったのでしょうが、その期待されない風がゆるやかに吹き出すと実に心地良いものです。さてさて、ゲーテだのメンデルスゾーンだの背中がムズムズするようなうんちくはやめて昼食にしましょう。自ら釣ってもいないのに海鮮丼と麺のセット。そして缶ビール!!
クゥ~~~ッ!!うまい!!
太陽の光を浴びて海上で飲むビールのうまいこと、うまいこと。
しかし一本だけです。調子に乗って酔っぱらって海にドボンしたらとんだ恥さらしです。

最高の昼食。缶ビール込621円也。
昼食を終え船が迎えに来るまでの間、防波堤を散歩します。木陰がある訳でもなくこの上なく単調なコンクリートの散歩道ですが、海上を歩いていると思えば愉快なものです。途中、釣り人に釣りの成果を尋ねたりします。
こうすけ 「何が釣れるんですか?」
釣り人 「ガシラやね。」
そういって釣り人はバケツの中のガシラという魚を見せてくれます。なんでも食べることができるそうでして、
こうすけ 「カラアゲにするんですか?フライですか?」
釣り人 「揚げても美味しいけど、煮付がいいねぇ。」
すぐに揚げ物を連想する脳の構造はそのまま体型に結びついており、家内殿が冷ややかな目でこちらを見つめます。

煮付にすると美味しいよ。
防波堤に滞在すること約1時間。迎えの船が波を立ててやってきます。船は一直線に鳴尾川河口の渡船場へ向かいます。それにしても海には大小様々な船が浮かんでいるものです。どれも「何かのために生きる」船であって、私には分からないもののその目的がハッキリしていることに惚れてしまいます。

この船は何をするための船だろう。
「静かな海と楽しい航海」を終えて渡船場に戻ると感想を聞かれます。
こうすけ 「いやぁ。楽しかったですよ。」
家内殿も楽しかったようでニコニコ顔です。
渡船場のおっちゃん 「今度は釣りにおいで。釣道具のレンタルもあるさかい。」
好物のアジも釣れるそうなので一度釣りに挑戦してみようかなどと考えながら場を去ろうとすると、
渡船場のおっちゃん 「おっと。救命胴衣返してよ。そんなマッキッキの着てたら笑われるでぇ。」
うっかり黄色い救命胴衣着たまま帰るところでした。苦笑いで返却して道なりに歩き始めます。県立西宮南高校や熊野の湯という温泉施設、武庫川女子大のグランドの横を通り15分程歩けば、阪神タイガースの鳴尾浜球場 通称タイガースデンです。本日は2軍の試合が行われており、マッキッキの衣を恥ずかしがらずまとった熱心なファンで満席です。私達もちょっとだけ見学(入場無料)。
若虎も若鯉も頑張れ!!みんな「野球によって生きる」ことだけ考えたらあかんで。「野球のために生きる」気概で頑張りや。それは語らずにプレイで主張してよ。
「政治のために生きている」ことを主張する美辞麗句(もちろんその中には真実も多くあるのですが)が溢れる時期になると、静かな海に囲まれた西宮沖の防波堤に一時避難したくもなります。

若虎も若鯉もみんな頑張れ!!
週末に楽しい航海をエンジョイしようと思った諸君は是非地元での就職を検討しよう!!
地元での就職に関する情報はサクラナビで確認だ!!
追伸。選挙権を持つ人は必ず投票に行きましょう。
http://n-cci.or.jp/sakuranavi/
by nishinomiyacci
| 2015-04-19 05:15