こうすけの 北口年の瀬散歩
こんにちは。こうすけです。
阪急の西宮北口駅は神戸本線と今津線が交差する重要な駅です。
最近は、西宮北口を略して「西北(にしきた)」と言うようです。
なるほど「西北」ね。そういう言い方も聞き慣れてきましたが、よくよく考えると西宮生まれ西宮育ちの私こうすけは、西北(にしきた)などという言い方は昔からしませんでした。西宮北口駅周辺は「北口(きたぐち)」と言っておりました。北口ならば「北口の南西口に出る」といった紛らわしい表現もあり得ますが、それは西北も一緒で「阪急西宮ガーデンズは西北の南東にある」と文字にすれば何だか訳の分からないことになります。「北口」と「西北」どちらが正統派なのでしょうか。
参考までに同じく西宮生まれ西宮育ちの母君に聞きましても、やはり「北口」。
さうでせう。さうでせう。(そうでしょう。そうでしょう。)
昔のこととなればつい歴史的仮名遣いになるこうすけです。
阪急西宮北口のコンコースにある時計。
西宮北口駅のコンコースは多くの人が行き交います。そのコンコースには本屋さんをはじめ、豚まん屋さん、ケーキ屋さん、雑貨やさん等様々なお店が並びます。時刻はちょうど正午5分前。時計のたもとのベンチには待ち合わせの人がそこで相手を待ちます。
よしよし、この人達はどんな人を待っているのだろうと想像を巡らすのも面白いものです。
すると、長い黒髪の美女が向かいのベンチに腰かけます。おぉ!!美人なり。カノジョが待つのはどんなカレシでしょうか。しかし、こんなお嬢さんを待たせるとは許せない男です。
コンコースには清酒ゆかりの西宮らしく日本酒の量り売りのお店もあります。

西宮北口駅のコンコースにある清酒量り売りの店。
よし。日本酒をグビッと飲めば私も大胆になって「お嬢さん。喫茶店でお茶でもしませんか?」などというセリフも口からでてくるかもしれません。
しかし、、、。試飲やグラスでの販売はないようでして、、、。
残念に思っていると、長身イケメンのカレシが颯爽と登場!正直言って「負けました。」
傷心の身で改札口を出ます。人の流れは阪急西宮ガーデンズの方が多いようですが、本日は北改札を出て「西北の北東」に向かいます。

アクタ西宮は東館と西館の2棟からなります。
西北の北東にはアクタ西宮という商業施設があります。かつてここには北口市場という市場がありましたが震災で甚大な被害を受け、その再開発としてアクタ西宮が建設されました。あら?やっぱり「北口」じゃないですか。
年の瀬の雰囲気を味わうには食品売り場であろうと1階に向かいます。1階には長蛇の列がありまして先を追うと精肉店が。店内の作業場ではたくさんの学生アルバイト君が威勢よく仕事に励んでおります。この雰囲気は年末の黒門市場のふぐ屋さんやカニ屋さんに類似しています。
それで、何が売れているのかと観察しますとお客さんの買い物カゴにはコロッケが山積み。すきやき肉やステーキ肉がバンバン売れればお店も嬉しいでしょうが、コロッケじゃ売上単価が上がりませんね。たしかに精肉店のコロッケは美味しいですが、揚げ物は油が命。みなさんこれだけこだわってコロッケ大量買いしているのですから、さぞかし高級な油で揚げられるのでしょう。私が店長なら高級油も一緒に売るけどなぁ。
なるほど、西宮のお正月にはコロッケが欠かせないのだなと学び食品フロアをあとにします。

東館3階にあるレゴスクール。
続いて向かった3階にレゴスクールなるものを発見。AFTERSCHOOL PROGRAMS ということでレゴブロックを使った学習の場のようです。子供の頃「レゴで遊んでばっかりいないで勉強しなさい!!」と叱られたものですが、それは遠い昔の話になりました。今の子供は幸せです。
具体的にどういうことか訊いてみたいのですが、本日は年末年始休業。う~ん、年の瀬だなぁ。
レゴ人形の頭のてっぺんは凸部分になっていて、普通そこに男用や女用のカツラをかぶせたり、帽子やヘルメットをのせるのですが、好奇心の塊であった少年こうすけは黒ブロックを豪華に積み上げ「塩沢とき」など作成したものです。ここではそういうことを学ぶのでしょうか。
子供の頃集めたレゴブロックを売ってお金にすることもできるかもしれませんが、マジックで「こうすけ」と書かれたブロックは流通価値がありません。「持ち物には名前を書きなさい!」というのは真理のようですが、それが裏目に出ることもある訳です。ここではそういう世間一般で真理とされることに安易に従ってはいけないという人生訓を学ぶのでしょうか。
たぶんどちらでもなさそうです。

ここでは何を学ぶのかな?
6階には西宮市大学交流センターというのがあって興味を持ちますが、本日は年末年始休業。う~ん、年の瀬だなぁ。
寒いけれども外に出ます。東館と西館に挟まれた道は北口線というようですが、そのローマ字表記が「Kitaguchi-sen Ave.」とのこと。Ave.とはアベニューのことでしょうが、ストリートとは言わないのですね。ではここから東にある中津浜線も「Nakatsuhama-sen Ave.」と表記されているのかな?しょうもないことですが、それを確かめるため東へ歩き始めます。
アベニューとはお洒落な言い方ですこと。
阪急電車の車庫に沿って東に進むのですが、何を隠そうとしているのか車庫には壁が作られ殺風景です。まるで刑務所のよう。
そうこうしているうちに中津浜線との交差点に出ます。交差点には今まで歩いてきた道の標識があって「車庫北線 Shakokita-sen Ave.」
とのこと、風景も殺風景ならネーミングも味わいがない。南北の道がアベニューで東西の道がストリートかと推測していたのですが外れてしまいました。それで中津浜線はどうかといいますとそれを示す標識はこの交差点にはありません。
どうでもいいものの、ここまで来て諦めるのも情けないので今度は中津浜線を標識求めて南下します。

殺風景に味わいのないネーミング。
右手の車庫の壁はなくなりフェンスにかわります。何台もの電車が並ぶ様は圧巻で、鉄道好きにはたまらないことでしょう。

阪急電車がズラリと並びます。
神戸本線の踏切を越えるとスパゲティ屋さんがあるのですが、その名は「五右衛門」。「釜あげのスパゲティー」と大きく書かれていますので、店名は釜茹でにされた世紀の大泥棒石川五右衛門に由来しているのでしょう。それを思えばなんか少し残酷な感じ。
石川や浜の真砂は尽くるとも
世に盗人の種は尽くまじ (石川五右衛門)
本年も聞くに堪えない非情な事件が多く発生しました。もちろん窃盗も立派な犯罪なのですが、殺人事件が多くなりそれも非情なものになってくると窃盗なんて軽いものに思ってしまいます。石川五右衛門が言うのだから世に盗人の種は尽くまじというのは覚悟できたとしても、殺人の種だけは尽きてほしいものです。

世に盗人の種は尽くまじ。
するとまもなく大屋町北の交差点に至ります。そしてそこで中津浜線の標識を発見。そのローマ字表記は、、、。
「Nakatsuhamasen」!!!
なんだなんだ。アベニューもストリートもないじゃないですか。本当にどうでもいいことかもしれませんが少しガッカリ。北口か西北かと同様、アベニューかストリートかも私にとっては興味深いことなのに。どっちでもないとは一番よろしくない。青マジックがあれば石川五右衛門みたいに標識によじ登って「Ave.」と書き足すものを。もちろんそれも立派な犯罪です。
世に落書きの種は尽くまじ (こうすけ)
Ave.の表記がないじゃないですか。
しょうもない探索を終え駅に戻ります。線路沿いを歩いていると電車がカタンコトン鉄の固い音を響かせて走っていきます。
昔子供の頃、祖母に連れられこの辺りに来たことがあります。祖母が用事をしてお話ししている間、フェンスにしがみついて電車をずっと見ていました。懐かしいなぁと思いながら西へトボトボ歩きます。
子供の頃フェンスにしがみついて電車を見ていました。
駅前に到達しお寿司屋さんでにぎり寿司のランチとビールをいただきます。お昼から寿司とは贅沢ですが、これも年末調整なるイベントの賜物でありまして、年の瀬ならではのことです。この店は、この地で45年営業しているという北口の主のようなお寿司屋さんで、大ベテランの大将が寿司を握ります。
こうすけ 「よく西北、西北って言うけど、昔からそんな言い方ありましたっけ?」
お寿司屋さんの女将さん 「そういう言い方は最近になってからやね。」
さうでせう。さうでせう。
やはり「北口」の方が正統派なのでしょう。まぁ、どうでもいい話なのですが。
ということで、今日はここまで。みなさんどうか良いお年をお迎えくださいませ。
西宮での就職を考えている人はサクラナビをチェックだ!!
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阪急の西宮北口駅は神戸本線と今津線が交差する重要な駅です。
最近は、西宮北口を略して「西北(にしきた)」と言うようです。
なるほど「西北」ね。そういう言い方も聞き慣れてきましたが、よくよく考えると西宮生まれ西宮育ちの私こうすけは、西北(にしきた)などという言い方は昔からしませんでした。西宮北口駅周辺は「北口(きたぐち)」と言っておりました。北口ならば「北口の南西口に出る」といった紛らわしい表現もあり得ますが、それは西北も一緒で「阪急西宮ガーデンズは西北の南東にある」と文字にすれば何だか訳の分からないことになります。「北口」と「西北」どちらが正統派なのでしょうか。
参考までに同じく西宮生まれ西宮育ちの母君に聞きましても、やはり「北口」。
さうでせう。さうでせう。(そうでしょう。そうでしょう。)
昔のこととなればつい歴史的仮名遣いになるこうすけです。

阪急西宮北口のコンコースにある時計。
西宮北口駅のコンコースは多くの人が行き交います。そのコンコースには本屋さんをはじめ、豚まん屋さん、ケーキ屋さん、雑貨やさん等様々なお店が並びます。時刻はちょうど正午5分前。時計のたもとのベンチには待ち合わせの人がそこで相手を待ちます。
よしよし、この人達はどんな人を待っているのだろうと想像を巡らすのも面白いものです。
すると、長い黒髪の美女が向かいのベンチに腰かけます。おぉ!!美人なり。カノジョが待つのはどんなカレシでしょうか。しかし、こんなお嬢さんを待たせるとは許せない男です。
コンコースには清酒ゆかりの西宮らしく日本酒の量り売りのお店もあります。

西宮北口駅のコンコースにある清酒量り売りの店。
よし。日本酒をグビッと飲めば私も大胆になって「お嬢さん。喫茶店でお茶でもしませんか?」などというセリフも口からでてくるかもしれません。
しかし、、、。試飲やグラスでの販売はないようでして、、、。
残念に思っていると、長身イケメンのカレシが颯爽と登場!正直言って「負けました。」
傷心の身で改札口を出ます。人の流れは阪急西宮ガーデンズの方が多いようですが、本日は北改札を出て「西北の北東」に向かいます。

アクタ西宮は東館と西館の2棟からなります。
西北の北東にはアクタ西宮という商業施設があります。かつてここには北口市場という市場がありましたが震災で甚大な被害を受け、その再開発としてアクタ西宮が建設されました。あら?やっぱり「北口」じゃないですか。
年の瀬の雰囲気を味わうには食品売り場であろうと1階に向かいます。1階には長蛇の列がありまして先を追うと精肉店が。店内の作業場ではたくさんの学生アルバイト君が威勢よく仕事に励んでおります。この雰囲気は年末の黒門市場のふぐ屋さんやカニ屋さんに類似しています。
それで、何が売れているのかと観察しますとお客さんの買い物カゴにはコロッケが山積み。すきやき肉やステーキ肉がバンバン売れればお店も嬉しいでしょうが、コロッケじゃ売上単価が上がりませんね。たしかに精肉店のコロッケは美味しいですが、揚げ物は油が命。みなさんこれだけこだわってコロッケ大量買いしているのですから、さぞかし高級な油で揚げられるのでしょう。私が店長なら高級油も一緒に売るけどなぁ。
なるほど、西宮のお正月にはコロッケが欠かせないのだなと学び食品フロアをあとにします。

東館3階にあるレゴスクール。
続いて向かった3階にレゴスクールなるものを発見。AFTERSCHOOL PROGRAMS ということでレゴブロックを使った学習の場のようです。子供の頃「レゴで遊んでばっかりいないで勉強しなさい!!」と叱られたものですが、それは遠い昔の話になりました。今の子供は幸せです。
具体的にどういうことか訊いてみたいのですが、本日は年末年始休業。う~ん、年の瀬だなぁ。
レゴ人形の頭のてっぺんは凸部分になっていて、普通そこに男用や女用のカツラをかぶせたり、帽子やヘルメットをのせるのですが、好奇心の塊であった少年こうすけは黒ブロックを豪華に積み上げ「塩沢とき」など作成したものです。ここではそういうことを学ぶのでしょうか。
子供の頃集めたレゴブロックを売ってお金にすることもできるかもしれませんが、マジックで「こうすけ」と書かれたブロックは流通価値がありません。「持ち物には名前を書きなさい!」というのは真理のようですが、それが裏目に出ることもある訳です。ここではそういう世間一般で真理とされることに安易に従ってはいけないという人生訓を学ぶのでしょうか。
たぶんどちらでもなさそうです。

ここでは何を学ぶのかな?
6階には西宮市大学交流センターというのがあって興味を持ちますが、本日は年末年始休業。う~ん、年の瀬だなぁ。
寒いけれども外に出ます。東館と西館に挟まれた道は北口線というようですが、そのローマ字表記が「Kitaguchi-sen Ave.」とのこと。Ave.とはアベニューのことでしょうが、ストリートとは言わないのですね。ではここから東にある中津浜線も「Nakatsuhama-sen Ave.」と表記されているのかな?しょうもないことですが、それを確かめるため東へ歩き始めます。

アベニューとはお洒落な言い方ですこと。
阪急電車の車庫に沿って東に進むのですが、何を隠そうとしているのか車庫には壁が作られ殺風景です。まるで刑務所のよう。
そうこうしているうちに中津浜線との交差点に出ます。交差点には今まで歩いてきた道の標識があって「車庫北線 Shakokita-sen Ave.」
とのこと、風景も殺風景ならネーミングも味わいがない。南北の道がアベニューで東西の道がストリートかと推測していたのですが外れてしまいました。それで中津浜線はどうかといいますとそれを示す標識はこの交差点にはありません。
どうでもいいものの、ここまで来て諦めるのも情けないので今度は中津浜線を標識求めて南下します。

殺風景に味わいのないネーミング。
右手の車庫の壁はなくなりフェンスにかわります。何台もの電車が並ぶ様は圧巻で、鉄道好きにはたまらないことでしょう。

阪急電車がズラリと並びます。
神戸本線の踏切を越えるとスパゲティ屋さんがあるのですが、その名は「五右衛門」。「釜あげのスパゲティー」と大きく書かれていますので、店名は釜茹でにされた世紀の大泥棒石川五右衛門に由来しているのでしょう。それを思えばなんか少し残酷な感じ。
石川や浜の真砂は尽くるとも
世に盗人の種は尽くまじ (石川五右衛門)
本年も聞くに堪えない非情な事件が多く発生しました。もちろん窃盗も立派な犯罪なのですが、殺人事件が多くなりそれも非情なものになってくると窃盗なんて軽いものに思ってしまいます。石川五右衛門が言うのだから世に盗人の種は尽くまじというのは覚悟できたとしても、殺人の種だけは尽きてほしいものです。

世に盗人の種は尽くまじ。
するとまもなく大屋町北の交差点に至ります。そしてそこで中津浜線の標識を発見。そのローマ字表記は、、、。
「Nakatsuhamasen」!!!
なんだなんだ。アベニューもストリートもないじゃないですか。本当にどうでもいいことかもしれませんが少しガッカリ。北口か西北かと同様、アベニューかストリートかも私にとっては興味深いことなのに。どっちでもないとは一番よろしくない。青マジックがあれば石川五右衛門みたいに標識によじ登って「Ave.」と書き足すものを。もちろんそれも立派な犯罪です。
世に落書きの種は尽くまじ (こうすけ)

Ave.の表記がないじゃないですか。
しょうもない探索を終え駅に戻ります。線路沿いを歩いていると電車がカタンコトン鉄の固い音を響かせて走っていきます。
昔子供の頃、祖母に連れられこの辺りに来たことがあります。祖母が用事をしてお話ししている間、フェンスにしがみついて電車をずっと見ていました。懐かしいなぁと思いながら西へトボトボ歩きます。

子供の頃フェンスにしがみついて電車を見ていました。
駅前に到達しお寿司屋さんでにぎり寿司のランチとビールをいただきます。お昼から寿司とは贅沢ですが、これも年末調整なるイベントの賜物でありまして、年の瀬ならではのことです。この店は、この地で45年営業しているという北口の主のようなお寿司屋さんで、大ベテランの大将が寿司を握ります。
こうすけ 「よく西北、西北って言うけど、昔からそんな言い方ありましたっけ?」
お寿司屋さんの女将さん 「そういう言い方は最近になってからやね。」
さうでせう。さうでせう。
やはり「北口」の方が正統派なのでしょう。まぁ、どうでもいい話なのですが。
ということで、今日はここまで。みなさんどうか良いお年をお迎えくださいませ。
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by nishinomiyacci
| 2014-12-30 10:30